Five cases of complete tracheobronchial transection caused by trauma

Autor: Satoshi Yamamoto, Takeshi Shiraishi, Masafumi Hiratsuka, Toshinori Hamada, Takayuki Shirakusa, Kenji Tanaka, Akinori Iwasaki, Kan Okabayashi, Satoshi Makihata, Wakako Hamanaka
Rok vydání: 2007
Zdroj: The Journal of the Japanese Associtation for Chest Surgery. 21:754-761
ISSN: 1881-4158
0919-0945
DOI: 10.2995/jacsurg.21.754
Popis: 外傷に伴う気管,気管支断裂に対する5手術例を検討した.年齢は18歳から28歳,男性4例,女性1例.受傷機転は,交通外傷4例,転落外傷1例であった.気管損傷部位はそれぞれ左主気管支,気管分岐部,右主気管支,右中下葉分岐部,右中間幹であり,そのうち前者4例は術前に気管支鏡を施行し,全例損傷部位を確認しえた.手術は全例開胸手術を施行.受傷後開胸手術開始時間は8時間から5日後までで,全例に気管,気管支形成術を施行した.縫合法は連続+結節縫合1例,連続縫合2例,結節縫合2例で,術後吻合部狭窄は認めなかった.術後肺炎等の呼吸器合併症を認めたのは2例あったが,全例生存している.受傷後早期の外科的処置と集学的管理が救命の重要な要素と思われる.
Databáze: OpenAIRE