Determination of traces of cadmium in zinc and its compounds by square-wave anodic stripping voltammetry
Autor: | Hiroaki Tsuchiai, Hajime Ishii, Tsugikatsu Odashima |
---|---|
Rok vydání: | 1986 |
Předmět: | |
Zdroj: | BUNSEKI KAGAKU. 35:394-399 |
ISSN: | 0525-1931 |
DOI: | 10.2116/bunsekikagaku.35.4_394 |
Popis: | 水銀薄膜電極を用いたく形波アノーディックストリッピングボルタンメトリーにより高濃度亜鉛(10-2M)の共存下でカドミウムの定量を試みた.0.5Mアンモニア系緩衝溶液(pH9)の支持電解質中で,-1.0VvsSCEで15分間前電解し,-1.0~0.0VvsSCEで掃引速度30mV/sでカドミウムの溶出曲線を記録した.10-2M亜鉛(II)の共存下でもカドミウム(II)濃度とピーク電流値の関係は,カドミウム9×10-9~9×10-8Mの間で原点を通る良好な直線となり,カドミウム(II)5.8×10-8Mを含む溶液での相対標準偏差は4.3%であった.クロム(VI)がカドミウムの定量をわずかに妨害したが,その他の金属イオンはほとんど妨害しなかった.又,硝酸イオン,塩化物イオン及び酢酸イオンは0.1Mまでの共存が許容されたが,硫酸イオンはわずかに妨害した.本法を亜鉛及び亜鉛化合物中のカドミウムの定量に応用し,満足できる結果が得られた. |
Databáze: | OpenAIRE |
Externí odkaz: |