Extension of Hepatocellular Carcinoma. A Comparative Study of Preoperative Hepatic Imagings and Pathological Findings of Resected Specimens

Autor: Yamagata Motoyuki, Kanematsu Takashi, Sugimachi Keizo, Matsumata Takashi, Hayashi Hiroshi, Ikeda Yasuharu, Adachi Eisuke, Urata Keiko
Rok vydání: 1992
Předmět:
Zdroj: The Japanese Journal of Gastroenterological Surgery. 25:1171-1174
ISSN: 1348-9372
0386-9768
Popis: 最近5年間の原発性肝細胞癌 (以下肝癌) 切除112例を対象とし, 切除標本からみた癌進展範囲に関する画像診断の限界について検討した.また, 肝癌の診断あるいは疑いが捨てきれず, 腫瘤を切除した症例で, 組織学的には癌ではなかった例についても併せ分析した.その結果,(1) 切除標本の肉眼所見からみた術前画像総合判定の正診率は78/112 (70%) であった.(2) 術前画像診断での総合判定以上の癌進展をみた症例は18/112 (16%), また, 逆に, 術前の “読みすぎ” (falsepositive) は16/112 (14%) であった.(3) 術前画像診断での判定以上の癌進展は肝内転移 (IM) 因子に多く, これが確診されたのは, 術中所見と標本の精査によるものが半々であった.(4) “読みすぎ” の手段としては血管造影が最多であった.(5) 肝癌の診断の下に切除を行い, 組織学的に肝癌ではなかった例は, 4.6%に相当した.
Databáze: OpenAIRE