A Case of Pulmonary Infarction Associated With Lung Cancer

Autor: Tomoki Utsumi, Mitsuko Asai, Kouta Iwahori, Seigo Minami, Tetsuo Kido, Kiyoshi Komuta
Rok vydání: 2002
Předmět:
Zdroj: Haigan. 42:41-44
ISSN: 1348-9992
0386-9628
DOI: 10.2482/haigan.42.41
Popis: 背景. 肺癌と肺梗塞の合併は稀でないが, 肺梗塞巣と肺内転移巣との鑑別は難しい.症例. 62歳女性. 胸部レントゲン異常を指摘されて当院受診. 胸部CT上, 左下葉に2つの腫瘤様陰影を認め, 中枢側腫瘤の気管支搾過細胞診より肺腺癌と診断された. 末梢側腫瘤に関しては同一肺葉内転移の可能性を考えてStage IIIB (T4N0M0) と判断した. 左下葉切除術を施行し, 切除標本より末梢側腫瘤は肺梗塞巣と判明し, 術後臨床病期はStage IA (T1N0M0) であった.結論.主病変以外に同一肺葉内に異常陰影を認める場合は, 肺梗塞の合併も念頭に置くことが大切と考えられた.
Databáze: OpenAIRE