Special issue : third domestic workshop for automatic instrumentation control of water systems.Introduction effect of an automatic control system on an established sewage treatment plant

Autor: Haruki Ohnishi, Masakatsu Hiraoka, Kiyoshi Tsuzimoto, Masaru Yamamura
Rok vydání: 1990
Zdroj: Journal of Environmental Conservation Engineering. 19:190-193
ISSN: 1882-8590
0388-9459
Popis: 自動制御システムは新しく建設される処理場には導入されやすいが, 既設下水処理場においては設備面の制約が多く, 機能向上を目的とした改良は実施されにくい.このため, これらは必ずしも成功しているとは言いがたいのが現状である.川俣処理場では次の3つの目的を持って自動制御を導入した.すなわち, (1) より多量に, (2) より良質に, (3) より安価に, 安定して処理することである.水処理の曝気槽におけるDO制御およびMLSS制御を実施したところ, それぞれの変動は非常に小さく安定した.この経緯を解析するために, 自動制御前と自動制御実施後の処理実績を比較検討したところ次のような成果が得られた.すなわち, (1) 処理水量は20%増加し, (2) 放流水は規制値以内で安定し, (3) 水処理給電量は15%削減できた.実質的な節約電力は年間で数千万円にものぼった.今後, この自動制御システムの改良を重ね, システムを一般化し, 今後も, 効果を継続させたい.
Databáze: OpenAIRE