The suppression of ventricular tachycardia due to Class Ib antiarrhythmic agents by isoproterenol

Autor: Yoriko Kusano, Masaomi Chinushi, Yoshifusa Aizawa, Naoki Naitoh, Kazuyoshi Takahashi, Akira Shibata, Hitoshi Kitazawa, Makoto Tamura, Takehumi Miyazima, Takashi Washizuka, Hirohide Uchiyama
Rok vydání: 1994
Předmět:
Zdroj: Japanese Journal of Electrocardiology. 14:270-276
ISSN: 1884-2437
0285-1660
DOI: 10.5105/jse.14.270
Popis: 動悸を主訴とする58歳の男性に電気生理学的検査を施行した.イソプロテレノール (以下lSP) 単独時およびISP下のプロカインアミド投与後, 左室からの2連早期刺激により右脚ブロック様ORS波形の心室頻拍 (以下VT) が誘発され, VT周期はおのおの235msecと310msecであった.メキシレチン内服下で薬効判定を行なったが, 右室からの2連早期刺激で同一QRS波形の非持続性VTが誘発された.しかしISP負荷後は逆にVTは誘発されなくなった.VTの機序にはリエントリーが考えられた.リエントリーが成立するのはVT周期が235msecから310msecに相当するリエントリー回路内の伝導速度のときで, メキシレチン投与下に誘発されたVTがISPにより誘発されなくなったのは, ISPがリエントリー回路内の伝導速度を亢進させて, リエントリーの成立を妨げたためと推定された.
Databáze: OpenAIRE