A LEFT HEMIHEPATECTOMY AND A RIGHT HEPATIC ARTERY RECONSTRUCTION INVOLVING THE LEFT HEPATIC ARTERY FOR CHOLANGIOCELLULAR CARCINOMA

Autor: Yoshinori Hataya, Yasunari Ono, Ataru Nakayama, Kazuo Tsujimoto, Nobumichi Takeuchi, Norio Ito
Rok vydání: 2008
Předmět:
Zdroj: Nihon Rinsho Geka Gakkai Zasshi (Journal of Japan Surgical Association). 69:2093-2096
ISSN: 1882-5133
1345-2843
DOI: 10.3919/jjsa.69.2093
Popis: 症例は60歳,男性.胃癌に対して9カ月前に幽門側胃切除術,胆嚢摘出術を施行した.術後外来にてfollow up中,腹部CT上,肝左葉に直径1cm大の腫瘍と肝内胆管の拡張を認め,胃癌の肝転移もしくは胆管細胞癌の診断で,平成18年2月肝左葉切除術を予定した.開腹時,右肝動脈は胆嚢管処理部付近で瘢痕化して細くなり,拍動を認めず,胆嚢摘出の際の右肝動脈損傷が疑われた.左肝動脈をクランプすると,肝内の動脈血流がなくなるため,肝左葉切除を行うためには右肝動脈の再建が必要であった.結紮切除予定であった左肝動脈を遠位右肝動脈と大伏在静脈を間置して再建を行ったところ,肝内動脈血流は良好となったため,肝左葉切除術を施行しえた.術後の経過は良好で,第13病日に退院した.病理診断は胆管細胞癌であった.
Databáze: OpenAIRE