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PMSGのdd-マウスによる生物学的測定法を検討する目的で前報の実験結果にもとづきPMSGの用量反応曲線,標準品による反復試験をおこなった。得られた結果は次のものである。1.PMSG1回皮下注射後,解剖時間を96時間に限定してPMSGO.5~10.0I.U.の用量に対する各生殖腺反応を検討したところ,腟開口反応は2.0I.U.まで0%,4•5~10.0I.U.の範囲で一定傾向を示す反応曲線が得られた。卵巣重量はかなりの増加を示したが急な傾斜は示さなかった。しかし,子宮重量は1.0~2.0I.U.の用量で漸増した。出血炉胞黄体形成反応は4.5~10.0IU.の用量でY0=5.373X+0.404のプロビット回帰直線が得られ直線性は否定されなかった。子宮重量反応は1.0~2.0I.U.の用量で回帰直線Y0=14.82X+2.41が得られ直線性並びに回帰係数の高い有意性が認められた。2.出血 ?? 胞黄体形成反応,子宮重量反応について1用量15頭による4点法検定を3回反復したところ両反応ともに試験はすべて成立した。力価比は0.9~1.1であった。誤差の95%信頼限界はかなりの巾を示したが,一定の範囲にあった。 |