Study on Liquid Phase Air Oridation of Butene under Pressure
Autor: | Toshihiro Saitoh, Juichi Imamura, Nobuto Ohta |
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Rok vydání: | 1968 |
Předmět: | |
Zdroj: | The Journal of the Society of Chemical Industry, Japan. 71:1642-1646 |
ISSN: | 2185-0860 0023-2734 |
DOI: | 10.1246/nikkashi1898.71.10_1642 |
Popis: | ベンゼン溶媒,145~175℃ でのブテン類(C4')の液相空気酸化反応につき詳細に検討し次の結果を得た。(1)C 4 '自動酸化の主生成物は, 原料C 4 'に相応するブテンオキシド(BO)およびその誘導体, カルボニル化合物(原料C 4 'の二重結合が酸化開裂した生成物) およびその誘導体, 高沸点残留物( 湯浴上2mmHgで真空蒸留した残留物) である。(2)反応生成物の選択率と反応率の関係や選択率と反応温度の関係はプロピレン酸化時のそれに類似していた。(3)C4'-1やcis-C4'-2 の液相自動酸化では, 対応するアルコキシラジカルによる水素引抜き反応生成物( メチルピニルカーピノール) の生成が比較的多かった。一方, iso-C4'やプロピレンではこのような生成物は少なかった。(4)高沸点残留物の平均分子式は(C4H7~7.4O1 ~ 1.5)3で示された。これは複雑な混合物であるが, その主体がポリペルオキシド(C4H8O2)nでないことは明らかである。(5)(1)~(4)の実験結果は, C 4'の液相自動酸化も既報のC3'酸化におけると近似の反応機構で進行することを推定させた。 |
Databáze: | OpenAIRE |
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