A Case of Successful Hemostasis for Intraoperative Massive Endobronchial Hemorrhage after Mitral and Tricuspid Surgery
Autor: | Osamu Namura, Hajime Ohzeki, Koji Shimada |
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Rok vydání: | 2010 |
Předmět: | |
Zdroj: | Japanese Journal of Cardiovascular Surgery. 39:276-280 |
ISSN: | 1883-4108 0285-1474 |
DOI: | 10.4326/jjcvs.39.276 |
Popis: | 症例は79歳女性.僧帽弁形成術・三尖弁輪縫縮術中,人工心肺離脱時に大量の気道内出血が発生した.ただちに人工心肺の脱血量を増やして肺血流量を減らし,二腔式気管チューブと気管支ブロッカーを用いて,出血部位である中間幹以下を孤立させ,気管支内タンポナーデ法を行って,止血効果を得た.その後,自己肺のガス交換不良のため,人工心肺装置をヘパリンコーティングシステムのV-A ECMOに移行し,手術を終了した.V-A ECMOは抗凝固剤非投与下に約11時間施行し,さらに止血が促進され,術後約14時間に気管支ブロッカーを抜去し,約19時間でV-A ECMOを離脱することができた.術後第26病日に退院したが,術後の胸部CTでは,右肺動脈(A5b)に仮性瘤を認め,気道内出血の原因は肺動脈カテーテルによる肺動脈損傷と診断した. |
Databáze: | OpenAIRE |
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