Induction Chemotherapy with Cisplatin, Doxorubicin and Cyclophosphamide Plus Complete Resection in four Cases of Thymic Carcinoma

Autor: Toyohide Ikeda, Takamasa Ohnuki, Masahiro Mae, Takashi Adachi, Masahide Murasugi, Motoki Sakuraba, Kunihiro Oyama
Rok vydání: 2002
Předmět:
Zdroj: Nihon Rinsho Geka Gakkai Zasshi (Journal of Japan Surgical Association). 63:2414-2417
ISSN: 1882-5133
1345-2843
DOI: 10.3919/jjsa.63.2414
Popis: 胸腺癌は悪性で進行症例が多い.これらの症例に対しinduction chemotherapyとしてPAC療法(CDDP, ADM, CPA)を行い完全切除しえた4症例を経験した.症例は, 27~69歳.全て男性であった.病期は正岡III期3例, IVb期1例であった. 3症例にPAC療法を1コース, 1症例に2コース行った.副作用は中等度で大きな合併症は認められなかった.評価は全例MR (minor response)であった.全例拡大胸腺全摘と浸潤臓器(上大静脈,左腕頭静脈,大動脈弓部,心嚢,肺など)の合併切除を行い完全切除となった.術後放射線療法を追加し, 1症例は23カ月無再発生存, 2症例は担癌で13カ月, 8カ月生存している.術前PAC療法は完全切除を可能にしたことから比較的有効であったと考えられる.
Databáze: OpenAIRE