Analysis of sexual function in male patients on hemodialysis
Autor: | Koji Seino, Yutaka Nagane, Takako Tsuzuki, Mikihiko Fujishima, Fumitoshi Yamauchi, Tsuneo Kajikawa, Kazumasa Isurugi, Tsugio Mizuno, Rikio Takeda, Hisaaki Hosokawa |
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Rok vydání: | 2002 |
Předmět: | |
Zdroj: | Nihon Toseki Igakkai Zasshi. 35:1487-1493 |
ISSN: | 1883-082X 1340-3451 |
DOI: | 10.4009/jsdt.35.1487 |
Popis: | 【目的】現在の男性血液透析患者の性機能を評価し, リスクファクター, バイアグラTMの効果についても検討する. 【対象と方法】65歳以下の男性透析患者46名 (HD群) と正常男性45名 (コントロール群) にIIEFをもとにしたアンケート調査を行い, 比較検討した. HD群では, 年齢, 透析歴, 体重増加率, DMの有無, テストステロン, 透析前後尿素窒素, プロラクチン, ヘモグロビン, 総コレステロール, 中性脂肪, intact-PTH, β2-MGと, アンケート項目の間の相関を調べ, どの因子がリスクファクターであるかを検討した. バイアグラTM投与を希望した患者のうち5例に, Rigiscanを施行した上で投与し, その効果を検討した. 【結果】HD群は, コントロール群に比べ, アンケートの全項目でスコアが有意に低値であった. しかし, 比較する年齢群を低下させていくと, その差は小さくなり, 40歳未満の比較では, 全項目で有意差を認めなくなった. アンケート項目との相関の検討では, 年齢が6項目, テストステロン, 中性脂肪が4項目, intact-PTHが3項目に相関を認め, リスクファクターと考えられた. バイアグラTMの効果は, Rigiscanパターンが正常型の2例, 短時間型の1例は著効, 平低型の2例中1例は有効, 1例は無効であり, 有効率は80%であった. 重篤な副作用は認めなかった.【結論】男性血液透析患者は性機能障害を合併することが確認された. しかし, 若年層は性機能が比較的保たれていること, 年齢が最も大きなリスクファクターであり, 加齢により正常男性との差が大きくなることが示された. |
Databáze: | OpenAIRE |
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