Successful hepatic arterial infusion chemotherapy of cisplatin in hepatocellular carcinoma

Autor: Satoshi Sutoh, Haruya Ishiguro, Mariko Itsubo, Hisao Tajiri, Ichirou Takagi, Kazuhiko Koike, Tomohisa Ishikawa, Yasuyuki Searashi, Akira Iwaku, Munenori Itagaki, Atsushi Hokari
Rok vydání: 2010
Předmět:
Zdroj: Kanzo. 51:21-27
ISSN: 1881-3593
0451-4203
DOI: 10.2957/kanzo.51.21
Popis: 症例は61歳,男性.C型肝硬変にて当科通院中に,2006年6月肝S4領域に肝細胞癌を認め,エピルビシンによる肝動脈化学塞栓療法(以下TACE)を施行した.その後再発なく経過したが,2007年4月肝S4領域にHCCを認めたため再度エピルビシンによるTACE施行した.しかし病変の一部は胃十二指腸動脈,胆嚢動脈より栄養されており,3回目の治療はシスプラチン(動注用アイエーコール)を用いた肝動注化学療法(以下TAI)を施行した.治療1カ月後の造影CT上明らかな腫瘍縮小を認めたため有効と判断し,以降3回のアイエーコールによるTAIを施行した.アイエーコール初回導入より約1.5年が経過したが,AFPは正常化し,画像検査上も明らかな再発を認めていない.アイエーコール肝動注化学療法が著効した1例を経験したので報告した.
Databáze: OpenAIRE