Endoscopic Evaluation of Tumor Response after Short-Term Preoperative Chemoradiation for Lower Rectal Cancer
Autor: | Yojiro Hashiguchi, Hidetaka Mochizuki, Yoshihisa Naito, Hideyuki Shimazaki, Masayoshi Miyoshi, Hideki Ueno, Kazuo Hase, Yoshiki Kajiwara, Eiji Shinto, Junji Yamamoto |
---|---|
Rok vydání: | 2011 |
Předmět: | |
Zdroj: | The Japanese Journal of Gastroenterological Surgery. 44:936-943 |
ISSN: | 1348-9372 0386-9768 |
DOI: | 10.5833/jjgs.44.936 |
Popis: | はじめに : 下部進行直腸癌に対する術前短期化学放射線照射(short-term preoperative chemoradiation;以下,SCRTと略記)の術前効果判定は,的確な術式選択に寄与する可能性がある.そこで,SCRT後の内視鏡的治療効果判定の有用性と精度を検討した.方法 : 2001年8月より2007年5月の間にSCRT(全骨盤照射4Gy×5日+UFT 400mg経口×7日)を施行され,前・後の内視鏡写真が確認でき,SCRT後に手術を施行された直腸癌75例を対象とした.このうち56例は注腸造影,61例はMRIでも評価可能であった.内視鏡的には,腫瘍周堤の高さがSCRT前の1/3以下に平低化した場合を治療効果高度,1/3より高いものを治療効果軽度と定義した.注腸造影・MRIでは,腫瘍の腸管軸1方向の長さを測定し,縮小率30%以上を治療効果高度,30%未満を治療効果軽度と定義した.判定は2検者が独自に行い,組織学的判定と比較した.結果 : 組織学的判定と内視鏡的判定との間に有意な相関が認められた.また,注腸造影検査による判定と組織学的判定の間にも有意な相関が認められたが,MRIとの間には認められなかった.また,検者間の一致性の指標であるkappa値は,いずれも中等度の一致を示した.考察 : 内視鏡所見から組織学的効果判定を推定することが可能であると考えられた. |
Databáze: | OpenAIRE |
Externí odkaz: |