Purification and properties of rice bran phosphatidate phosphatase. Studies on the mechanism of lipids-hydrolysing in rice bran. Part VII
Autor: | Katsumi Takano, Tetsujiro Obara, Ikuzo Kamoi |
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Rok vydání: | 1990 |
Předmět: | |
Zdroj: | NIPPON SHOKUHIN KOGYO GAKKAISHI. 37:261-265 |
ISSN: | 0029-0394 |
DOI: | 10.3136/nskkk1962.37.4_261 |
Popis: | 米糠ホスファチジン酸ホスファターゼ(PAPase)を分離・精製し,その性状を明らかにした. (1) 米糠PAPaseを疎水性アフィニティクロマトグラフィー,イオン交換クロマトグラフィー,ゲルろ過およびクロマトフォーカシングによって精製した結果,その比活性は抽出液に比べ222倍に上昇した. (2) 米糠PAPaseはpH 5.0, 60℃で最大活性を示し,その活性はpH3.0~8.0および40℃以下で安定であった.また,活性に対する各種試薬の影響を試験したところ, Ni2+, Mg2+およびPCMBによって大きく活性が低下した. (3) ゲルろ過法にて分子量を測定したところ,本酵素の分子量は約280000と推定され,その等電点は5.3であった. (4) 米糠PAPaseの反応速度と基質濃度との関係について検討した結果, Km値は1.25×10-3Mと推定された. |
Databáze: | OpenAIRE |
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