A Case of Mitral Valve Replacement for Hypertrophic Obstructive Cardiomyopathy

Autor: Kozo Naito, Hitoshi Ohteki, Junji Yunoki, Kazuhiro Hisajima
Rok vydání: 2004
Předmět:
Zdroj: Japanese Journal of Cardiovascular Surgery. 33:295-298
ISSN: 1883-4108
0285-1474
DOI: 10.4326/jjcvs.33.295
Popis: 心室中隔厚(IVS)が16mmで非対称性中隔肥大(ASH)を認めない閉塞性肥大型心筋症(HOCM)に対し僧帽弁人工弁置換術(MVR)を行い良好な結果を得た.症例は54歳,男性.主訴は胸部不快感.44歳時にHOCMを指摘され,以後薬剤療法を行ったが改善を認めなかった.大動脈-左室内圧較差は143mmHgでII度の僧帽弁閉鎖不全(MR)を認めた.心エコー検査上,IVSが16mmと比較的薄かったため心筋切除術を選択せずSJM27mm弁にてMVRを施行した.大動脈-左室内圧較差は10mmHgに改善し,術後約1年経過した現在も日常生活に制限なく社会復帰している.IVSが比較的薄くASHを認めないHOCMにはMVRが有用である.
Databáze: OpenAIRE