Comparison of the Effects of Different Schedules of rG-CSF Administration after Chemotherapy in Patients with Lung Cancer

Autor: Chiharu Yoshii, Nobuhiko Nagata, Tohru Tsuda, Yasuo Morimoto, Yoshiaki Tao, Masamitsu Kido, Yoshihiko Nikaido
Rok vydání: 1993
Předmět:
Zdroj: Haigan. 33:917-923
ISSN: 1348-9992
0386-9628
DOI: 10.2482/haigan.33.917
Popis: rG-CSFは, 白血球数最低値を底上げし, 白血球数減少期間の短縮が期待される薬剤として, 肺癌化学療法での併用が定着しつつある. しかし, どの時点からの投与開始が最適であるかの検討は十分にされていない. 今回我々は, 3つの化学療法レジメン (3日間) で, 投与開始時期により4群 (A群: rG-CSF非投与, B群: 白血球数2000/mm3以下からの開始, C群: day2からの開始, D群: day5からの開始) に分け, r G-CSFを2μg/kg皮下注して, 各群の白血球数最低値と白血球減少期間を比較した. この結果, D群は全例で白血球数最低値が2000/mm3以上になり, A群と比べ有意に最低値が底上げされた. またB, C群は同一症例で同一レジメンの比較で白血球数減少期間の短縮傾向を認めた. この結果から, 今回行った化学療法レジメンでは白血球数最低値を確実に底上げする目的ならば, day5からの投与開始が最も有用と思われた.
Databáze: OpenAIRE