Inspiratory Muscle Training with PFLEX in Patients with Pulmonary Emphysema

Autor: Kouichiro Nakata, Mitsue Kato, Eiyasu Tsuboi, Ryuzo Inoue, Tetsuya Fukuda, Yoshihisa Mikami
Rok vydání: 1994
Předmět:
Zdroj: Journal of exercise physiology. 9:33-37
ISSN: 0912-7100
DOI: 10.1589/rika1986.9.33
Popis: 肺気腫症患者7例に対して,定期的な評価を含めたプロトコールをたて,PFLEXを用いて吸気筋訓練を入院下に行い,その後外来でフォローアップした。患者の呼吸困難の程度はHugh-Jonesの分類で全例III度であり,中等度以上の閉塞性障害を有した。吸気筋力の指標としてMIP,呼吸筋耐久性の指標としてMVVを,訓練前,4週後,8週後に測定し,MVVはRV,FRCレベルの2種類の肺気量位で測定した。MIPはRV,FRCレベルともに4週後,8週後でそれぞれ有意な増加が認められ,PFLEXを用いた吸気筋訓練は吸気筋力を強化することが確認された。MVVは訓練前後で不変であり,呼吸筋の耐久性の増加は認められなかった。今回我々の研究で,PFLEXを用いた吸気筋訓練により,MIPはRV,FRCレベルともに有意に増加し,吸気筋力が改善したことが明らかとなった。
Databáze: OpenAIRE