Clinical Study on Treatment of Ruptured Varices on the Fornix of the Stomach

Autor: Takuji Tago, Sumitaka Arima, Kouichi Nakaoka, Hiroshi Toriya, Youichi Oyama, Katsuhiko Kubara, Kensei Maeshiro, Shigeaki Yoshimura, Hiroshi Kokawa, Masatoshi Okazaki, Zentaro Shirai, Hideo Tokumitsu
Rok vydání: 1992
Předmět:
Zdroj: The Japanese Journal of Gastroenterological Surgery. 25:1273-1277
ISSN: 1348-9372
0386-9768
DOI: 10.5833/jjgs.25.1273
Popis: 胃穹窿部静脈瘤 (fmdic varices;FV) 破裂17例の治療成績を検討した. 内視鏡所見では腫瘤状FV12例, 結節状FV4例, 扁平状FV1例であった. 初回治療は内視鏡的硬化療法 (endoscopic injectionsclerotherapy;EIS) を4例, 経回結腸静脈的塞栓術 (transileocolic obliteration;TIO) を7例, Hassab手術 (HB) を6例に施行し, 止血率は25%, 43%, 100%であった. 初回治療後10例 (59%) で止血がえられた. 止血不能7例に対しEISを1例, TIOを4例, HBを2例に施行し, 止血率は0%, 50%, 100%であった. 7例中4例 (57%) で止血がえられ, 止血不能3例に対しEISを1例, HBを1例に施行し止血しえた. 延べ止血率はEIS33%, TIO45%, HB100%であった. HB施行例では治療後FVからの再出血は認めなかった. 今後, 特に腫瘤状または結節状FVに対し予防的手術療法を積極的に行うことが肝要と思われた. 同時に手術不能例に対する治療として, 確実な塞栓効果を有する硬化剤や治療手技の開発が必要と思われた.
Databáze: OpenAIRE