A CASE OF PERITONEAL DISSEMINATION OF COLON CANCER DIAGNOSED AT A REPAIR FOR FEMORAL HERNIA
| Autor: | Mikio Yasumura, Koya Tochii, Ken-ichiro Tateyama, Kenichi Sakamoto, Hiroto Tsujimoto, Miki Mori |
|---|---|
| Rok vydání: | 2007 |
| Předmět: | |
| Zdroj: | Nihon Rinsho Geka Gakkai Zasshi (Journal of Japan Surgical Association). 68:1331-1335 |
| ISSN: | 1882-5133 1345-2843 |
| Popis: | 症例は78歳, 女性. 9カ月前に上行結腸癌同時性肝転移に対して右半結腸切除+肝部分切除 (S2, 3) + 胆嚢摘出術を施行された. 術後, 外来で化学療法 (UFT300mg+LV75mg) を施行され, 定期外来受診時に左鼠径部の膨隆を指摘された. 理学所見およびCTで大腿ヘルニアと診断され, 手術目的で当科に入院となった. 腹部は平坦, 軟で, 圧痛はなく, 左鼠径部に鶏卵大の膨隆を認め, 用手還納可能であった. 手術時の所見では, ヘルニア嚢は大腿輪から脱出しており, 嚢を開放すると腹水が流出し, 大網, S状結腸が一部滑脱していた. ヘルニア嚢となっている腹膜は一部硬く触れ, 腹水, 腹膜を病理に提出した. 病理学的検索により, 腹水に悪性細胞, 腹膜に腺腔形成を伴う異型腺管を認め, 大腸癌腹膜播種と診断された. 大腿ヘルニア手術時に診断しえた大腸癌腹膜播種の稀な1例を経験したので報告する. |
| Databáze: | OpenAIRE |
| Externí odkaz: |
|