Improvement of the mismatch of visual information by the stereoscopic 3-D display system using mono-focal lens
Autor: | Keiji Ohta, Takashi Shibata, Yoshihiro Yoshihara, Tsuneto Iwasaki, Tetsuri Inoue, Nobuyoshi Terashima, Takashi Kawai |
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Rok vydání: | 2004 |
Předmět: | |
Zdroj: | The Japanese journal of ergonomics. 40:99-106 |
ISSN: | 1884-2844 0549-4974 |
DOI: | 10.5100/jje.40.99 |
Popis: | 本研究では, 2眼式立体映像観察時における, 調節と輻湊の不整合を解消し, 眼精疲労を軽減させることを目的として, 単焦点レンズによる光学補正を用いた立体映像観察方式に関して検討した. 実験1では, 調節と輻湊の距離が理論的に一致する条件を設定し, 補正効果の高い, 単焦点レンズの屈折力を検討した. そして, 実験2では, 奥行き方向に動く視標を観察した際の屈折値を測定し, 適切な立体像の再生位置と補正レンズの効果を検討した. さらに, 実験3では, 実験1と2で得られた知見を元に観察条件を設定し, 補正レンズの付加および立体像の再生位置の制御による効果を検討した. 実験の結果および考察からは, 以下の2点が結論として得られた. (1) 凸レンズを用いた光学補正により, 立体映像観察中の調節距離が遠方にシフトし, 特に近方観察において, 見やすさや視覚負担の点で有効である. (2) 観察環境に合わせて, 適切な補正レンズの屈折力と立体像の再生位置を設定することにより, 調節と輻湊の不整合が軽減される. |
Databáze: | OpenAIRE |
Externí odkaz: |