Clinical study of 62 surgical cases of sinonasal papillomas

Autor: Kazumi Kawada, Hiroshi Nishino, Shoichiro Imayoshi, Kazuhiro Ishikawa, Keiichi Ichimura, Hisashi Kikuchi
Rok vydání: 2011
Předmět:
Zdroj: JOURNAL OF JAPAN SOCIETY FOR HEAD AND NECK SURGERY. 21:139-144
ISSN: 1884-474X
1349-581X
DOI: 10.5106/jjshns.21.139
Popis: 今回われわれは2000年から10年間に当科で入院,手術を行った鼻副鼻腔乳頭腫62 例について検討を行った。年齢は平均56歳,男性47人,女性15人,主訴は一側性の鼻閉,発症部位は上顎洞内側壁,病理組織診断はinverted papillomaが最も多かった。Krouseの分類ではT1 4例,T2 27例,T3 28例,T4 3例であった。治療は全例手術(Denker 29例,ESS 34例(うちEMM 6例))を施行した。再発は11例にみられた。鼻副鼻腔乳頭腫は完全摘出が必要な腫瘍だが,その手術方法は,近年内視鏡手術を中心とした低侵襲な手術法が選択されるようになってきている。しかし再発する例もみられ,適切な手術法の選択と術後の厳重な経過観察が必要と考えられた。
Databáze: OpenAIRE