Volar Dislocation of Distal Radioulnar Joint: A Report of Two Cases

Autor: Shinri Nobuto, George Huang, Kazutaka Matsunaga, Kazuo Kimura, Nobuyuki Hirai, Hidetoshi Onoue, Tetsu Yamaguchi
Rok vydání: 2007
Předmět:
Zdroj: Orthopedics & Traumatology. 56:112-115
ISSN: 1349-4333
0037-1033
DOI: 10.5035/nishiseisai.56.112
Popis: 稀な遠位橈尺関節掌側脱臼を2例経験したので報告する.症例1 44歳男性.倒れて来た人を左手で支えようとした時に,左手関節を受傷した.左手関節部痛が出現し,前腕回内が出来なくなった.受診時 X 線,CT で遠位橈尺関節の掌側脱臼を認めた.全身麻酔下に徒手整復を行い,前腕からのギブス固定を6週間行った.症例2 29歳男性.ラクビーのレフリーをしていて,右手関節を捻って受傷した.右手関節部痛が出現し,前腕回内が出来なくなった.受診時 X 線,CT で遠位橈尺関節の掌側脱臼を認めた.全身麻酔下に徒手整復を行い,前腕からのギブス固定を4週間行った.最終調査時には2例とも疼痛はなく,手関節,前腕の可動域制限は認めなかった.遠位橈尺関節掌側脱臼は早期に徒手整復,ギブス固定を行うために,早期診断することが重要である.
Databáze: OpenAIRE