Studies on citrus virus diseases. (VII). Propagation of Satsuma-dwarf virus to adjacent trees in a citrus orchard

Autor: Yutaka Gyoutoku, Takaharu Isoda
Rok vydání: 1990
Předmět:
Zdroj: Kyushu Plant Protection Research. 36:64-67
ISSN: 1884-0035
0385-6410
DOI: 10.4241/kyubyochu.36.64
Popis: 1.熊本県の旧果樹試験場圃場に1959年温州萎縮病の見本として病穂が2本高接ぎされた。25年後の1984年に発病調査を行ったところ,隣接した樹に連続して6樹,石垣を隔てて3樹が発病しているのを確認した。2.温州萎縮病発生樹に隣接した健全樹について,エライザ検定と病徴発現の調査を毎年継続して行った結果,5年目にエライザで陽性反応が見られ,その翌年には舟型葉とサジ型葉の病徴発生を確認した。これは明らかに発病樹から隣接樹に伝染した証左と考える。3.温州萎縮病の発生跡地に15品種の無毒化したカンキツを植えて,血清によるエライザ検定を行ったところ,植付け2年後に8.8%,3年後に24.1%,4年後に59.3%の感染を認めた。
Databáze: OpenAIRE