Determination of trace palladium by dithizone chromatography

Autor: Takashi Ashizawa
Rok vydání: 1961
Předmět:
Zdroj: BUNSEKI KAGAKU. 10:449-453
ISSN: 0525-1931
DOI: 10.2116/bunsekikagaku.10.449
Popis: 2価の白金は微酸性溶液からジチゾン四塩化炭素溶液によって抽出される.この白金ジチゾン錯塩はクロロホルムを溶離剤に用いて,アルミナクロマトグラフ法を行なうと,ニッケル程度の吸着力を示し,定量的に白金錯塩のみが溶離される.金属ジチゾン錯塩中でもっとも長波長側の吸収極大である720mμを用いて吸光度を測定する.白金を抽出するに適当な条件は,1N塩酸溶液50mlに10%塩化第一スズ溶液1mlを加えジチゾン四塩化炭素溶液(2×10-4M)で抽出する.クロマトグラフ分離は内径0.8cmの吸着管に100~300メッシュの含水量10%のアルミナを5cmの高さにつめ,クロロホルム3mlを用いて溶離し,溶離液をクロロホルムで5mlに希釈して吸光度を測定する.
Databáze: OpenAIRE