Long-term results of endoscopic carpal canal release surgery in hemodialysis patients

Autor: Ichiro Okutsu, Shuhei Morimoto, Keisuke Nishiyama, Ikki Hamanaka, Aya Yoshida
Rok vydání: 2006
Předmět:
Zdroj: Nihon Toseki Igakkai Zasshi. 39:111-116
ISSN: 1883-082X
1340-3451
DOI: 10.4009/jsdt.39.111
Popis: 透析患者の手根管症候群に対するUniversal Subcutaneous Endoscope (USE) systemを用いた内視鏡下手根管開放術の術後長期成績について検討を行った. 対象は局所麻酔下にUSE systemを用いて手根管の完全開放 (屈筋支帯に加えてdistal holdfast fibers of the flexor retinaculumの切離) による完全除圧を行い, 5年以上経過した388手/279症例である. 初回手術時平均年齢は52.3歳, 平均透析期間は16.3年, 追跡期間は最短5年, 最長15.5年で平均7.4年である. 術後6か月目における回復率は, しびれ感93%, 3g痛覚計92%, 2g触覚計90%, 5年では同様に98%, 98%, 97%であった. 術前徒手筋力テストで0, 1, 2, 3を示した短母指外転筋筋力は, 89%が術後4, 5 (正常) に改善していた. 合併症は0%, 再発率は5%, 平均再発期間は7.3年であった. また, 再発をきたした20手/19症例 (初回手術時平均年齢49.0歳, 平均透析期間は14.7年) の回復状況を非再発群368手/260症例 (初回手術時平均年齢52.3歳, 平均透析期間は16.3年) と比較した. 術後臨床症状の回復経過に有意差はなかった (p
Databáze: OpenAIRE