Predominant cultivable bacteria and specificity of local antibody responses in juvenile periodontal disease

Autor: Yuji Yokota, Yorimasa Ogata, Hiroyasu Endo, Miyoko Matsue, Hiroshi Masunaga, Ichiro Matsue
Rok vydání: 1990
Předmět:
Zdroj: Nihon Shishubyo Gakkai Kaishi (Journal of the Japanese Society of Periodontology). 32:907-917
ISSN: 1880-408X
0385-0110
DOI: 10.2329/perio.32.907
Popis: 若年者における8名の歯周炎の病型を検索した結果, 病変の広がり, 口腔内診査の結果などを加味した臨床的視点から, 限局型と広汎型に分類類した。同一患者の口腔内から“罹患部位と非罹患部位を選択し, 両部位に対してポケット内細菌の同定, 歯肉溝浸出液中の抗体価の測定を行い, 同時に, X線, 研究模型による診査を加え, 形態学的な検索も行った。形態学的診査の結果, 概して上顎第一大臼歯は水平的, 下顎第一大臼歯は垂直的な骨吸収像を示す傾向があり, 限局型では歯槽幅/歯冠径比が大きい場合が多く, また, 咬合関係の不調和がその部位の病変を増悪させている可能性が考えられた。細菌学的には, B. gingivalis, H. actinomycetemcomitans, Capnocytophagaが罹患部位で多く検出された。歯肉溝滲出液中の抗体価は, 罹患部位で高いとは限らず, 非罹患部位で高い場合も認められたため, その部位の病変を抗体価で規定することは困難であると考えられた。
Databáze: OpenAIRE