THYROID METASTASIS FROM RENAL CELL CARCINOMA RESECTED AFTER RIGHT NEPHRECTOMY AND TOTAL PANCREATECTOMY
Autor: | Taihei Oshiro, Mari Kawahara, Takatoshi Matsumoto, Ichiro Kobayashi, Koutarou Hattori, Shigeaki Moriura |
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Rok vydání: | 2005 |
Předmět: | |
Zdroj: | Nihon Rinsho Geka Gakkai Zasshi (Journal of Japan Surgical Association). 66:2656-2660 |
ISSN: | 1882-5133 1345-2843 |
DOI: | 10.3919/jjsa.66.2656 |
Popis: | 症例は58歳,男性. 2000年2月糖尿病精査中に右腎癌,多発性膵腫瘍と診断され,原発巣の切除が行われた.膵腫瘍は腎癌の転移と診断され,術後にインターフェロン治療を受けた. 2001年5月転移性膵腫瘍の増大が認められたため,膵全摘を受けた. 2002年5月甲状腺多発転移にて再発.甲状腺右葉切除と左葉腫瘤核出術が行われた.原発巣の切除から5年6カ月,再発甲状腺腫瘍切除から3年が経過し生存中である. 本邦において,腎癌の膵転移に関する切除例は140例あまりの報告があり,甲状腺転移の切除例は本症例を含め28例報告されている.患者はその後,胸膜再発がみられたが,胸膜,肋骨の部分切除により治療された.膵転移,甲状腺転移の両方を切除し長期生存を得た症例の報告はなく,貴重な症例であるため報告する. |
Databáze: | OpenAIRE |
Externí odkaz: |