Surgical Management of Arteriosclerosis Obliterans of the Lower Extremities and Aortic Aneurysm in Patients with Ischemic Heart Disease

Autor: Kenichiro Azuma, Hajime Hirose, Kouji Matsumoto
Rok vydání: 1994
Předmět:
Zdroj: Japanese Journal of Cardiovascular Surgery. 23:409-414
ISSN: 1883-4108
0285-1474
DOI: 10.4326/jjcvs.23.409
Popis: 虚血性心疾患 (IHD) を合併した下肢閉塞性動脈硬化症 (ASO) や大動脈瘤の外科治療法の選択を検討した. 対象はASO 35例と大動脈瘤31例である. 冠動脈病変の重症度には, Leaman らによる coronary score (CS) を用い, 外科治療方法との関連をみた. ASOでのIHD合併例はASOで24例 (69%), 大動脈瘤で12例 (39%) であった. ASOでは, CS 16以上の3例は冠動脈と下肢の血行再建術を一期的に施行した. CS 5.5以下の19例は下肢血行再建術のみを施行した. 大動脈瘤では冠病変の重症度とともに瘤への切開到達法も考慮し外科治療を行った. CS9.5以上の腹部大動脈瘤3例と, CSは8と3.5であるが左前下行枝 (LAD) 病変合併の弓部大動脈瘤2例に一期的手術を施行した. LAD病変のないCS 8以下の5例は大動脈再建術のみを施行した. 以上ASOではCS 5.5以下, 大動脈瘤ではLAD病変のないCS 8以下の症例において, 血行再建術を行った. その周術期にIHDに基づく合併症を認めなかった.
Databáze: OpenAIRE