A Follow-up Study of Periodontal Sites Showing No Deep Probing Depth after Initial Treatment

Autor: Yasuo Miki, Yoshio Shimabukuro, Masahiro Kitamura, Tsuyoshi Ohtake, Hiroshi Okada
Rok vydání: 1992
Předmět:
Zdroj: Nihon Shishubyo Gakkai Kaishi (Journal of the Japanese Society of Periodontology). 34:232-238
ISSN: 1880-408X
0385-0110
DOI: 10.2329/perio.34.232
Popis: 効果的なメンテナンスプログラムを探求する目的で, 初期治療後に4mm以上のポケットが存在しなかった795部位を5年間にわたり経時的に観察し, いかなる部位が病的ポケットを形成しやすいかを検討した。その結果, 被験部位のうち11.8%に再評価後5年間に4mm以上の病的ポケットの出現が認められ, その出現は再評価後早期に多かった。初診時のプロービング深さが4mm以上の部位, プラークの付着頻度の高い部位, X線的に垂直性骨吸収の存在する部位, 大臼歯部および隣接面部において病的ポケットの出現率が高かった。以上の結果より, 再評価時に深いプロービング深さが認められず歯周外科処置やdefinitive curettageを行わずにメインテナンスが可能と判断した部位に関しても病的ポケットが出現する場合があり、とりわけ上記の部位にその可能性が高く, またメインテナンス期間中のプラークコントロールがポケットの悪化に影響を及ぼしている可能性が示唆された。
Databáze: OpenAIRE