A case of chronic hepatitis C developing from a small hepatocellular carcinoma 18 months after elimination of serum hepatitis C virus RNA by interferon therapy

Autor: Toshinari Kobayashi, Shingo Kinoyama, Kenichiro Mitani, Tetsuya Kimura, Atsushi Sugahara, Gouichi Niiyama, Seiji Tokumitsu, Yasuhiro Suemune, Miwa Ikeda, Kensuke Goto, Toshiya Onogi
Rok vydání: 1995
Předmět:
Zdroj: Kanzo. 36:485-490
ISSN: 1881-3593
0451-4203
DOI: 10.2957/kanzo.36.485
Popis: IFN療法によりC型肝炎ウイルス(HCV)が駆逐されたにもかかわらず,約1年6カ月後に細小肝癌が発見されたC型慢性肝炎の1例を報告した.症例は52歳男性.昭和40年輸血を受け,輸血後肝炎となり,その後C型慢性肝炎活動型(CAH2B)として加療をうけていた.平成4年IFN療法を行い,血中HCV-RNAは持続陰性化し著効となった.しかし,IFN投与終了約1年6カ月後に肝S7に17mm大の占拠性病変を認め,中分化型肝細胞癌と診断された.C型慢性肝炎に対してIFN療法を施行するに際し,血中HCV-RNAが陰性化した著効例であっても1年以上経過して肝細胞癌が発見される症例があり,長期的に厳重な経過観察が必要であると考えられた.
Databáze: OpenAIRE