Effect of hypertension on development of cerebral infarction

Autor: Kazuo Minematsu, Jun-ichiro Choki, Tohru Sawada, Takenori Yamaguchi, Masao Ikeda
Rok vydání: 1982
Předmět:
Zdroj: Nosotchu. 4:63-70
ISSN: 1883-1923
0912-0726
DOI: 10.3995/jstroke.4.63
Popis: 発症2週間以内に入院した脳塞栓80例, 非塞栓性脳動脈閉塞69例の2群を対象として, 発症前および発症後の血圧とCT上の梗塞巣の拡がりとの相関, 高血圧既往の有無による梗塞巣の拡がりの差, 転帰の差について検討した.塞栓群では, 発症前, 発症後急性期および慢性期の全ての時点において, また閉塞部位別には, 中大脳動脈主幹部および分枝閉塞の慢性期において, 平均動脈圧と梗塞巣の拡がりとの間に有意の正の相関関係が得られた.非塞栓群では, このような関係は見出されなかった.また塞栓群では, 高血圧既往のある群で, 梗塞巣が大きく, かつfunctional outcomeが不良であった.非塞栓群では, 高血圧既往の有無による梗塞巣の拡がりの差, 転帰の差は認められなかった.脳塞栓において, 血圧が梗塞巣の拡がりを規定する因子の1つであることを指摘した.
Databáze: OpenAIRE