Piezodialysis concentration of aqueous ethanol solutions

Autor: Yoshio Ishizu, Masahiro Niwa, Youichi Negishi, Kenichi Katauke, Haruhiko Ohya
Rok vydání: 1986
Předmět:
Zdroj: KAGAKU KOGAKU RONBUNSHU. 12:661-667
ISSN: 1349-9203
0386-216X
DOI: 10.1252/kakoronbunshu.12.661
Popis: 4種の複合膜と酢酸セルロース膜を用いて, ショ糖あるいはNaClを添加したEtOH水溶液を圧透析法により透過側でEtOH水溶液を濃縮した.EtOH水溶液の濃縮比は, 酢酸セルロース膜使用時最大値2.24を示した.膜の透過機構は, Spiegler-Kedemの膜透過モデルにより表現できると仮定した.EtOH透過流束は溶液体積流束に比例して増加した.解析の結果, 膜内のEtOH濃度は供給液のそれに比して高いことがわかった.膜内へのEtOHの分配係数は酢酸セルロース膜で3~4と計算された.酢酸セルロース対称性膜内へのEtOH分配係数を測定した.分配係数は, 浸漬液のショ糖濃度の増加, 膜の含水率の減少に伴い増加し, 圧透析実験から計算された分配係数とほぼ一致した.
Databáze: OpenAIRE