Mucoepidermoid carcinoma in chronic empyema, successful treatment with a pedicled omental flap; a case report

Autor: Makoto Isobe, Yukiyasu Nakamura, Sinzi Kawabata, Setuo Edakuni, Teruo Kakegawa, Maki Ianaka, Yoshito Akagi, Osamu Edamitu, Hirohito Zyouzima
Rok vydání: 1991
Předmět:
Zdroj: The Journal of the Japanese Association for Chest Surgery. 5:794-800
ISSN: 1884-1724
0917-4141
DOI: 10.2995/jacsurg1987.5.794
Popis: 76歳, 女性.30年前より胸部X線写真で異常を指摘されていたが放置.1990年8月, 呼吸困難両下肢腫脹などを認め紹介入院.諸検査の結果, 慢性膿胸の診断にてドレナージを施行し症状の軽減をはかった後, 開胸術を行った.手術は先ず膿胸腔を開放, 後壁の1部に約15mm大の隆起性病変を認めたが併せて膿胸腔を掻爬洗浄した後, 有茎性大網弁, および広背筋, 前鋸筋による充填術を施行.術後, 隆起性病変の病理組織学的検索では粘表皮癌の診断が得られた.術後経過は良好で元気に退院したが, 4ヵ月後に急性心不全にて死亡した.慢性膿胸の治療にあたっては悪性腫瘍の合併を念頭におくと供に, 本術式は豊富な血行と浄化作用により心肺機能の低下した高齢老に対しても安全に施行できる有用な方法であると考える.
Databáze: OpenAIRE