Relationship between Periparturient Disorders and Simple Clinical Parameters for the Ruminal Contents and Urine during the Close-up Period in Dairy Cows

Autor: M. Takagi, I. H. Lee, A. Nakagawa, K. Oboshi, M. Ando, N. Yamagishi
Rok vydání: 2004
Předmět:
Zdroj: Japanese Journal of Veterinary Clinics. 27:13-19
ISSN: 1883-4604
1346-8464
DOI: 10.4190/jjvc2001.27.13
Popis: 1牛群で2年間に分娩したホルスタイン経産牛のべ160頭に対し、乾乳後期に、毎週1回一定時刻に臨床検査(第一胃の内容量および性状、尿pHおよびケトン体濃度のスコア評価)を行い、それらの所見と周産期疾病との関係を検討した。さらに、血液生化学検査を行い、上記の臨床検査の有用性を判断した。周産期疾病は160頭中64頭に発生し、その内訳はケトーシス(n=27)、第四胃変位(n=17)、産褥期子宮疾患(n=12)ならび乳熱(n=8)であった。周産期疾病の罹患牛では、分娩1週前に分娩2週間前に比べて第一胃の内容量と尿pHのスコアが有意な低値を示した。血液検査所見において、周産期疾病の罹患牛では、健康牛に比べて血清FFA濃度の高値やBUN、T-Cho、Glu、iPとMg濃度の低値傾向が認められ、エネギーバランスの低下が示唆された。乾乳後期における定期的な臨床検査によって、周産期疾病の発生を予測することは可能と思われた。
Databáze: OpenAIRE