New Method for Ribonucleic Acid Extraction

Autor: Yoshio Tsutsui, Kunio Hata, Kingo Yokota
Rok vydání: 1969
Předmět:
Zdroj: The Journal of the Society of Chemical Industry, Japan. 72:478-481
ISSN: 2185-0860
0023-2734
Popis: 高分子溶剤として特異な性状を有するハイドロトロピック溶液(キシレンスルホン酸ナトリウム水溶液)を用い酵母(Candidautilis)のRNA抽出を試み,RNAがNa塩の形で容易に抽出される事を認めた。例えばキシレンスルホン酸ナトリウム水溶液(30wt%)中で生酵母もしくはそれのエタノール前処理酵母を加温抽出すると(93℃,3時間),粗RNA(純度70~80%)が7~8%の収率で得られる。この場合,抽出温度が高くなるにつれ,粗RNAの純度が高くなるが,逆に収率は低下する。このような事実から,ハイドロトロピック溶液によるRNAの抽出は,大部分のRNAが先ずリボ核蛋白として抽出されるが,温度効果によって二次的に蛋白との結合が切断されると推定される。
Databáze: OpenAIRE