Studies on microbiological treatment of agricultural processing wastes. Part I. Screening of microorganisms for degrading citrus processing wastes

Autor: Yasushi Ifuku, Hisao Maeda, Masaki Miyake, Kimihiko Nakayama, Nobuya Inaba
Rok vydání: 1991
Předmět:
Zdroj: NIPPON SHOKUHIN KOGYO GAKKAISHI. 38:398-404
ISSN: 0029-0394
DOI: 10.3136/nskkk1962.38.398
Popis: (1) ミカン堆積物から細菌156株,放線菌50株,糸状菌26株および酵母11株を分離した.(2) この分離菌についてミカン搾汁粕分解能を有する菌をスクリーニングした結果,温度上昇,体積減少,重量減少に効果のある菌として,Y-2株(Hansenula sp.), Y-11株(Candida sp.), M-9株(Byssochlamys sp.)およびM-21株(Aspergillus sp.)を選出した.(3) これらの選出菌について25~50℃で培養試験を行った結果,Y-2株は40℃, Y-11株は35℃, M-9株は45℃, M-21株は40℃のときそれぞれ最も高い生育度を示した.特に,M-9株は50℃でも旺盛な生育を示した.(4) これらの菌株の至適pHはいずれもpH 6.0付近であった.(5) ワックスマン寒天培地を用いた糖の資化性はグルコース,フラクトース,次いでマルトース,シュクロースが良好であり,ミカン搾汁粕自体が良好な炭素源になり得ることが示された.(6) 栄養源の効果については,選出した4菌株とも酵母エキスを添加した培養基で最も旺盛に増殖することが認められた.
Databáze: OpenAIRE