Collection of Electrified Submicron Particles by Packed Bed with Applied Electric Field

Autor: Kunio Shinohara, Chizuru Kasai, Yoji Nakajima
Rok vydání: 2004
Předmět:
Zdroj: KAGAKU KOGAKU RONBUNSHU. 30:815-821
ISSN: 1349-9203
0386-216X
DOI: 10.1252/kakoronbunshu.30.815
Popis: 最近の疫学的な調査により, 大気中に浮遊する微小な粒子の濃度と健康障害の相関が疑いのない事実として確認されている. 排煙中の粉塵粒子はバグフィルタや電気集塵機で効果的に除去できるとはいえ, サブミクロン粒子の捕集に関しては一層の性能向上が望まれている.本研究では, 電界を印加した粒子充填層を電気集塵機の後段に接続し, 電気集塵機を透過してくるサブミクロン粒子を捕集する実験を行った. この電気集塵機は一室式の標準的な円筒タイプであるが, これを透過するサブミクロン粒子は強く荷電されており, この実験では電気集塵機が荷電装置としても機能している. 電界を印加した粒子充填層の捕集効率をサブミクロン域の微粒子で実測した結果, この際の捕集機構はよく理解できない部分があり, 想像以上に複雑であることがわかったが, 静電的な効果の有効性については非常にはっきりしている. 実用上は粒子充填層に5kV/cm程度の電界強度を無理なく印加できるが, 本実験では電源の制約上1kV/cmしか印加できなかった. それにもかかわらず充填層におけるサブミクロン粒子の捕集効率は, 50cm/sの空塔速度での圧力損失が0.2-0.3kPaの充填層条件でおよそ98%であった.
Databáze: OpenAIRE