A CASE OF MANTLE CELL LYMPHOMA PRESENTING WITH STENOSIS OF BILE DUCT

Autor: Keishi Kin, Taijiro Sueda, Masahiko Morifuji, Yoshiaki Murakami, Yujiro Yokoyama, Masaru Sasaki
Rok vydání: 2005
Předmět:
Zdroj: Nihon Rinsho Geka Gakkai Zasshi (Journal of Japan Surgical Association). 66:2549-2552
ISSN: 1882-5133
1345-2843
DOI: 10.3919/jjsa.66.2549
Popis: マントル細胞リンパ腫 (MCL) は非ホジキンリンパ腫全体の3~10%を占め,リンパ節を中心として,高頻度に種々の節外臓器を侵す成熟型B細胞リンパ腫である.今回われわれは肝機能障害を契機に総胆管狭窄を呈する腫瘤が発見され,数回の細胞診や生検を施行したが確定診断を得られず,術後病理にてMCLと診断された症例を経験したので報告する.症例は80歳,男性.食欲低下のため近医を受診したところ,肝機能異常を指摘され,当院紹介.腹部CT検査にて膵頭部~上部胆管周囲に下大静脈を圧迫する腫瘤を認め,胆管狭窄を呈していた.胆汁細胞診,胆管生検を施行したが悪性所見を得られず.エコーガイド下経皮的生検でも確定診断を得られなかった.術中迅速病理でも悪性所見なく,胆管狭窄に対し胆管空腸吻合術を施行した.術後MCLと診断され,リッキシマブ併用THP-COP療法を1クール施行し,腫瘍の縮小を認めた.
Databáze: OpenAIRE