Evaluation of growth characteristics and meat quality in somatic cell cloned Japanese black fattening steers
Autor: | Eiji Kobayashi, Tsuyoshi Abe, Kazuya Takeda, Toshiaki Okumura, Muneyuki Hirayama, Kenji Yamauchi, Shinichi Yamada, Nanae Tameoka, Yoshihiro Fujishima, Taku Sowa, Hironori Sakuma, Naoko Takahashi, Kaoru Saito, Kazuyuki Konishi, Tadashi Kawamura, Mizuno Hada |
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Rok vydání: | 2010 |
Předmět: | |
Zdroj: | Nihon Chikusan Gakkaiho. 81:431-442 |
ISSN: | 1880-8255 1346-907X |
DOI: | 10.2508/chikusan.81.431 |
Popis: | 同一ドナーから作出した黒毛和種体細胞クローン牛11頭,ドナー牛1頭および一般牛9頭を用いて,体細胞クローン牛の発育および肉質形質を調査した.体細胞クローン牛の発育形質の変動係数は,体重,体高および胸囲で一般牛間より低く,BMS No.を含む枝肉形質の変動係数も同様の傾向を示した.また,体細胞クローン牛の胸最長筋の理化学特性,官能特性の変動係数は,筋線維とコラーゲンを除く,ほとんどの形質で一般牛より低かった.体細胞クローン牛と一般牛との平均値は,すべての発育形質で同水準であった.体細胞クローン牛の肉質形質の平均値は多くの形質で一般牛と異なったが,これまで報告されている黒毛和種の値と顕著な違いはなく,異なった要因の多くは遺伝的な筋肉内脂肪蓄積量の違いで説明できた.また,ミトコンドリアDNAは,筋肉内脂肪に影響を及ぼす可能性があるが,その効果は小さいことが示された.なお,体細胞クローン牛とそのドナー牛との発育および枝肉形質は,高い相似性を示した.以上の結果から,体細胞クローン牛間および体細胞クローン牛とドナー牛との発育と肉質の相似性は高く,クローン技術により作出したウシの発育および肉質は正常値の範囲内にあることが確認された. |
Databáze: | OpenAIRE |
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