Anorectal Function after Delorme's Operation for Complete Rectal Prolapse

Autor: Manabu Takata, Akira Tsunoda, G. Kamiyama, Kimiyasu Yamazaki, Miki Shibusawa, M. Kusano, Makoto Watanabe, Kenshi Hiratsuka
Rok vydání: 2001
Předmět:
Zdroj: Nippon Daicho Komonbyo Gakkai Zasshi. 54:44-48
ISSN: 1882-9619
0047-1801
Popis: 完全直腸脱に対してDelorme手術を行い,術後6カ月以上経過した12例を対象に術前後の排便機能を評価した.平均年齢は75歳,男女比は3:9であった.術後観察期間の中央値は2年2カ月であり,この間に再発を1例認めた.便失禁は7例中4例で改善し,術後排便困難をきたした例はなかった.便意と便とガスの識別の回復は各々60%,33%でみられた.肛門内圧検査では肛門管最大静止圧と最大随意収縮圧は術後有意に高値となった.直腸感覚検査では便意発現最小量と最大耐容量は術後有意に低値になった.このような括約能と直腸感覚の改善により便失禁の改善が得られ,排便困難症の防止になったと推察された.
Databáze: OpenAIRE