A study on facter affecting surgical results of intermittent exotropia

Autor: Yasuko Kawai, Akiko Niimi, Keiichi Mitarai, Mami Ishizaka, Yoshikazu Hatsukawa
Rok vydání: 2000
Předmět:
Zdroj: JAPANESE ORTHOPTIC JOURNAL. 28:181-186
ISSN: 1883-9215
0387-5172
DOI: 10.4263/jorthoptic.28.181
Popis: 術後2年以上経過観察された4歳から10歳の間歇性外斜視65例、および術後4年以上経過観察を行えた83例を対象とした。術前および術後検査所見の中から術後成績に影響すると思われる因子を検討した。外斜視は術後の戻りがみられるため、全患者に過矯正手術が行われた。65例中33例は術後経過観察のみが行われた(経過観察群)。残りの32例は術翌日の内斜視角が10Δ未満の弱い過矯正であったため、0.4%トロピカマイドによる輻輳訓練が行われた(トロピカマイド群)。経過観察群とトロピカマイド群は最終眼位によって良好、中間、不良の3群に分けられた。経過観察群の術前近見眼位(P=0.04)、トロピカマイド群の術前遠見および近見眼位(ともに、P=0.01)は良好群では小さかった。術翌日遠見内斜視角はトロピカマイド群の良好群では大きかった(P=0.01)。トロピカマイドの点眼の有無にかかわらず、術翌日眼位を10Δ程度の過矯正にすることで、良好な眼位が得られると考えられた。
Databáze: OpenAIRE