A CASE OF INTRAMURAL METASTASIS OF GASTRIC CANCER DEVELOPED IN THE REMNANT STOMACH

Autor: Takeaki Shimizu, Yasuyuki Kawachi, Masaaki Shimoyama, Masayuki Nagahashi, Atsushi Nishimura, Keiya Nikkuni
Rok vydání: 2004
Předmět:
Zdroj: Nihon Rinsho Geka Gakkai Zasshi (Journal of Japan Surgical Association). 65:385-389
ISSN: 1882-5133
1345-2843
DOI: 10.3919/jjsa.65.385
Popis: 胃癌の壁内転移は極めて稀である.今回われわれは残胃に発生した胃癌の壁内転移の1例を経験したので報告する.症例は63歳,男性.胃癌の診断で当科を紹介され, 2002年9月,幽門側胃切除術を施行した.病理診断は乳頭腺癌, ss, ly3, v3, n0であった.術後3カ月, CA19-9が上昇.腹部CTで多発性肝転移の診断でTS-1,タキソールによる化学療法を行った.しかし肝転移は増大.また,胃内視鏡検査で,残胃内に山田III型腫瘍を3個認め,残胃への壁内転移が疑われた.胃の腫瘍による消化器症状が強いこと,全身化学療法で肝転移が悪化したことより手術の方針とし, 2003年8月,残胃全摘術,肝動注カテーテル留置術を行った.残胃内に腫瘍を3個認め,いずれも原発巣と同じ乳頭腺癌であった.術後経過は良好であり, 19病日に退院した.
Databáze: OpenAIRE