SMALL INTESTINAL PERFORATION DUE TO SECONDARY AMYLOIDOSIS IN A PATIENT UNDER LONG-TERM HEMODIALYSIS

Autor: Tetsuji Yamada, Masanori Kotake, Kaname Ishiguro, Hiroyuki Bandou
Rok vydání: 2008
Předmět:
Zdroj: Nihon Rinsho Geka Gakkai Zasshi (Journal of Japan Surgical Association). 69:1678-1682
ISSN: 1882-5133
1345-2843
Popis: 消化管はアミロイドの沈着好発部位の1つであるが,穿孔をきたすことは稀である.今回透析アミロイドーシスによる小腸穿孔の1例を経験した.患者は68歳の女性で,30年前より血液透析を受けていた.発熱を主訴に当院を受診した.精査の結果,消化管穿孔,汎発性腹膜炎と診断され,手術を行った.回盲部から20cm口側の回腸が壊死しており,回腸瘻造設術を施行した.病理組織学的検査にて透析アミロイドーシスによる回腸壊死と診断された.術後,集中的な治療により救命しえた.10年を経過した血液透析患者は,透析アミロイドーシスによる消化管穿孔のリスクファクターであることを再認識する必要があると考えられた.
Databáze: OpenAIRE