Massive Hemorrhage from an Ulcer at Gastric Body where an Adhesion of a Hepatoma was Observed-An autopsied case

Autor: Shinya Maekawa, Junichi Tazawa, Ikuo Sakuma, Kazuyoshi Nagayama, Yoshinori Sakai, Katsuhiro Sanada, Yuka Miyasaka, Ekapot Bhunchet, Shin Han Yu
Rok vydání: 1999
Předmět:
Zdroj: JOURNAL OF THE JAPANESE ASSOCIATION OF RURAL MEDICINE. 47:735-739
ISSN: 1349-7421
0468-2513
DOI: 10.2185/jjrm.47.735
Popis: 症例は38歳, 主婦。肺転移と脈管侵襲 (門脈) を伴う高度進行肝細胞癌で, 化学塞栓療法も効果がみられなくなり, 悪液質となった上, 上部消化管出血を反復し死亡した。内視鏡および剖検所見から, 肝左葉外側区の肝細胞癌が胃体上部前壁に癒着し, その部に一致して生じたU1IVの胃潰瘍からの出血が原因と考えられた。病理組織学的には肝細胞癌の胃浸潤は認められず, 胃への癒着であった。肝細胞癌の癒着により, 胃壁への血流障害をきたし胃潰瘍が生じた可能性が示唆された。
Databáze: OpenAIRE