Assessment of Peripheral Fusion under the Correction of the Angle of Strabismus. Study Using New Four-Dot Test

Autor: Takashi Fujikado, Ikuko Matsuda, Sanae Asonuma, Yoshiyuki Nakatsuka, Yumi Araki, Yuriko Yoshikawa, Genjiro Ohmi
Rok vydání: 1997
Předmět:
Zdroj: JAPANESE ORTHOPTIC JOURNAL. 25:207-213
ISSN: 1883-9215
0387-5172
DOI: 10.4263/jorthoptic.25.207
Popis: 眼鏡を装用せずに日常視に近い状態で周辺融像の検査が可能なNEW4灯テスト(N4D)を使用して,斜視患者の潜在的両眼視機能を評価し,Worth-4灯テスト(W4D)および大型弱視鏡(SYNOPT)の周辺融像結果と比較検討した。プリズムによる眼位矯正後にN4DとW4Dで18名の斜視患者に対して周辺融像の検出率を比較すると,N4Dでは16名(88.9%)であったのに対してW4Dでは6名(33.3%)で統計学的に有為にN4Dで高い融像検出率であった。同様に,N4DとSYNOPTで26名の患者に対して周辺融像の検出率を比較すると,N4Dでは20名(76.9%)であったのに対してSYNOPTでは9名(34.6%)で,これは統計学的にN4Dで有意に高い融像検出率であった。眼位矯正後のN4D使用は,日常視に近い状態で斜視眼の潜在的な周辺融像の状態が簡単に評価でき,日常臨床においても有用であると考えられる。
Databáze: OpenAIRE