The Usefulness of Lithotomy Position with the Back Stretch for Operation in the Lower Rectum
Autor: | Koutarou Maeda, Mitsumasa Hashimoto, Youichirou Hosoda, Kenichirou Nakajima, Morito Maruta, Junichi Koh, Osami Yamamoto |
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Rok vydání: | 1996 |
Předmět: | |
Zdroj: | The Japanese Journal of Gastroenterological Surgery. 29:1964-1967 |
ISSN: | 1348-9372 0386-9768 |
Popis: | 手術操作の困難な下部直腸手術において, より良好な視野を得るための体位の工夫をし, X線学的に視野の展開の程度を検討した. 対象は, 直腸の手術を施行した7例で, 病変の部位はRs2例, Ra2例, Rb3例である. 方法は, 術前直腸を造影し, 恥骨上縁を金属片でマーキング後, 患者の側面より仰臥位, 砕石位, 腰部高位の砕石位で骨盤部のX線撮影をし, 術者の視野の位置となる天側よりみた直腸肛門側下端と恥骨上縁, 第5腰椎体後縁との位置関係を検討し, 視野展開の指標とした. 手術は腰部立位の砕石位で行い, 術者にこれまで行っていた砕石位と比較して, 視野の展開につき質問し, 体位についての評価を行った. 実際に視野の指標となる恥骨上縁と直腸下端の距離は, 仰臥位で平均4.8cm, 砕石位で8.4cm, 腰部高位の砕石位で5.5cmとなり, 術者の評価でもRs直腸の手術以外の全例で視野の展開が良好になったと評価され, 腰部高位の体位の有用性が示唆された. |
Databáze: | OpenAIRE |
Externí odkaz: |