A Case of Lung Cancer Appearing during Chemotherapy for Malignant Lymphoma

Autor: Hidetomi Ryo, Katuhiro Toyama, Masayuki Nakata, Kazuhiro Kimura, Takako Hojyo, Mayumi Yoshida
Rok vydání: 1997
Předmět:
Zdroj: Haigan. 37:903-906
ISSN: 1348-9992
0386-9628
Popis: 症例は69歳, 男性.1993年5月右節骨洞の腫瘤を指摘され, 非Hodgkinリンパ腫と診断された.COP-BLAM変法による化学療法8クールと50Gyの放射線療法を施行し, 腫瘍の消失が認められ退院となった.外来通院中も約2年間にわたり化学療法を計24クール追加した.1996年9月の胸部CTにて縦隔リンパ節腫大と左肺門部の腫瘤影が認められ, 縦隔鏡下リンパ節生検にて肺扁平上皮癌と診断された.ただちにMVP (CDDP, VDS, MMC), CDDP+CPT-11による化学療法を施行したが治療効果は得られず, その後は無治療にて経過観察中である.肺癌の発見までにcyclophosphamideの総投与量は19,840mg, 36ヵ月間使用されていた.抗癌剤による二次癌の報告が散見されるが悪性リンパ腫の治療経過中に発症した肺癌は稀である.集学的治療により造血器腫瘍の長期生存例が増加しており, 今後さらに二次性肺癌に遭遇する機会が増えてくると考えられ報告した.
Databáze: OpenAIRE