A case of tumoral calcinosis complicated by infection during maintenance hemodialysis

Autor: Jun Hashimoto, Hiroshi Hirano, Shinsuke Nomura, Toyonori Saiki, Yuichi Kitano, Takuro Matsutani, Tatsuo Fukushima, Tadatoshi Eimoto, Tamaki Sasaki, Gengo Osawa
Rok vydání: 1995
Předmět:
Zdroj: Nihon Toseki Igakkai Zasshi. 28:351-355
ISSN: 1883-082X
1340-3451
DOI: 10.4009/jsdt.28.351
Popis: 症例は50歳, 女性. 多発性嚢胞腎による慢性腎不全のため, 1986年に透析を開始. '89年に左肩および左臀部の腫瘤状石灰沈着を指摘, 内科的治療に抵抗し, 臀部病変の増悪により歩行障害をきたしたため, 当院へ紹介入院. 左臀部病変は外科的切除により軽快したが, 左肩腫瘤は皮膚の脆弱部より自潰を繰り返し, 腫瘤内感染および敗血症を合併したため, 腫瘤内にドレナージを留置し局所の洗浄を行い, 2週後には病変の軽快を認めた.腫瘤状石灰沈着症は腎性骨異栄養症として考えられ, 内科的治療が多く行われているが長期間を要する. 一方, 外科治療は神経, 運動症状のあるときのみ適応とされているが, 治療期間を短縮することが期待され, 今後検討すべき治療法であると考えられた.
Databáze: OpenAIRE