Intraoperative identification of Arteriovenous Malformation of the Small Intestine using a Microcatheter, a Case Report

Autor: Manabu Uchida, Masateru Taniguchi, Taei Kimura, Shigeo Kino, Hiroaki Nishioka, Kuniaki Hirabayashi, Takuya Yamaguchi, Hiroshi Nakabayashi, Kenji Yoshikawa
Rok vydání: 2001
Předmět:
Zdroj: The Japanese Journal of Gastroenterological Surgery. 34:1645-1649
ISSN: 1348-9372
0386-9768
DOI: 10.5833/jjgs.34.1645
Popis: 患者は70歳の女性で, 6か月前に下血と意識消失発作で入院歴がある. そのときは胃・大腸内視鏡, 出血シンチグラフィーで異常を認めず軽快退院している. 今回同様の症状で再入院し, 出血シンチグラフィーと腹部アンギオグラフィーで空腸動静脈奇形(arteriovenous malformation; 以下, AVMと略記)と診断した. 術中の病変部位の同定に難渋すると考え, 術直前に腹部アンギオグラフィーを施行し病変近傍にマイクロカテーテルを留置し開腹手術を行った. 予想どおり術中の触診, 視診では病変は全く不明であり, 留置しておいたカテーテルの触診を頼りに病変のおよその部位を判断しサブライトを透光することで病変を肉眼でとらえることができた. 切除標本の血管造影と特徴的な病理所見よりAVMと確定診断をくだした.
Databáze: OpenAIRE